【木々の天使アムルタート】世界中に緑を咲かせた天使【ヒロインレビュー第29回】

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毎日暑い!

毎年暑い!

どこも暑い!

緑を増やそう!

高層街も屋上緑化を推進しましょう!

世界中に緑を咲かせた天使のお話です今回は!

ファンタジーの知識を知れば、より楽しい!

それでは今回も皆さまの創作活動やゲームなど、没入感の参考になることを願って。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

目次

そもそもアムルタートとはなんぞや?

アムルタートとは、ゾロアスター教における木々の天使、あるいは女神です。

善悪二元論」を説く、世界最古の宗教であるゾロアスター教において、「」の側、光の創造神アフラ・マズダは六人の天使「聖なる不死者(アムシャ・スプンタ)」を生み出します。
アムルタートはそのうちのひとり。

生命」を象徴する木々の天使です。

同じく「聖なる不死者」にして「救済」を象徴する水の天使ハルワタートと常にペアで行動しています。
さらに悪神アンラ・マンユが生みし、六人の悪魔(ダエーワ)のひとり、「渇き」のザリチュとは直接対立する関係にあります。

さらに二人の上に「大地」の女神アールマティと合わせて、六人の「聖なる不死者」のうち半数の三人が女性で構成されています。

ハルワタートとアムルタートは二人で世界樹を育てています。
サエーワの木」と呼ぶその世界樹は海の真ん中に生えていて、その幹からはあらゆる薬草が生えています。

ある時同じくペアで行動する二人の悪魔、「灼熱」のタルウィと「渇き」のザリチュによって、この世界樹が枯れてしまいました。

そこでアムルタートは枯れた世界樹をすりつぶし粉末状にすると、雨と一緒に世界中にばら蒔いたのです。
そのおかげで私たちのこの世界は、あらゆる場所に植物が芽吹き、緑を生い茂らせてくれているのです。

しかし時代がうつろい、ペルシアの地にイスラム教が広まると、ハルワタートとアムルタートの二人は堕天して悪魔となります。
それがハールートとマールートの二人なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

エルニーニョとかラニーニャとか、どっかの神話のお話ですが、地球温暖化に対抗するひとつに緑化計画ですよ!

今こそ木の天使アムルタートを信奉するときじゃないですか?

とりあえずみなさん、観葉植物を育てましょう!
パキラちゃんは100円ショップでも買えますし、簡単なお世話でみるみる育つので楽しいですよ!

ベランダで家庭菜園もいいですね。
収穫すれば食卓を彩るし、そもそもベランダを緑で彩ります。

緑化!
緑化しましょう!

毎日暑すぎて困るでしょう?

それではまた!

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この記事を書いた人

漫画家になりたくて毎週のように出版社へ持ち込みをしてた人。
ケータイ用ミニゲームイラスト、アンソロジーコミック経験有。
執筆したファンタジー小説を投稿サイトにて公開中。

三匹のカエルと七人の闇堕ち姫
小説家になろう/ノベルアッププラス

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