【ネコマタ(猫又)】長く生きた飼い猫が、もののけとなる【モンスターレビュー第109回】

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何か可愛いモンスターを取り上げるべきではないかと自問自答したところ、真っ先に思い浮かんだのが猫でした。

なので今回はネコマタ(猫又)です。

ネコマタと言えばオールドゲーマーな自分は『真・女神転生』シリーズのネコマタを想起してしまいます。
ちなみに圧倒的に真IIIからリデザインされたネコマタが好きです。

ファンタジーの知識があれば、より楽しい!

皆さまの創作活動の参考になりますよう。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

目次

ネコマタ(猫又)とは

ネコマタとは日本の妖怪で化け猫の一種。
猫又、猫俣、猫股などと表記されるがいずれも読みは同じ。
長生きした飼い猫(10年、20年、それ以上と諸説、個体差あり)が年齢を重ねることで神通力を帯び、物の怪となる、というのが一般的な解釈のようだ。

ネコマタという名の由来は神通力を帯びるとその証となるのか、尻尾が2つに分かれることからきている。
神通力は年齢を重ねれば重ねるほどに増していき、上限はない。レベルMAXが設定されていないRPGと思えばわくわくが止まらないのは筆者だけだろうか?
なお神通力が増すほどに分かれる尾の数は3本、4本と増え続けるようだ。
そういえば似たようなモンスターとして九尾の狐を思い出すが、尾が9本にも分かれているという事がどれほどにレベルの高いモンスターなのかという指標としてもうかがい知れる。

話をネコマタに戻すが、神通力を帯び、尻尾が分かれると様々な能力を発現させる。
例えば人語を解し、二足歩行する。
さらにレベルが上がると変身能力を備え、よくある話が美女に化けて人を襲い、人肉を食らうというものである。

そもそも「ネコマタ(猫又)」と「化け猫」の境界は曖昧で、広義にはすべての猫型妖怪は化け猫にくくられてしまう。
ゲームなどのイメージでネコマタをヒト型に想像してしまいがちだが、どちらかというとネコマタは尾が2本に分かれた猫の姿、ヒトの姿に化けるなら化け猫と言った方が正しいのかもしれないですね。

夜、目が光る。足音を立てない。死ぬときには姿をくらます。
おそらく夜に行燈の油を舐める猫の姿を見た人がおののいてしまったのでしょう。
こうした猫の習性が化け猫を想像させ、ネコマタを創造してしまったものと思われます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

元は飼い猫であったが、ネコマタになると飼い主にとってあまりよくない結果に終わることが多いようで、せっかく長生きしてくれるというのに決して喜ばしいこととは思われなかったようです。
これはもしかすると飼い猫ロスを和らげようとする力が働いているのかもしれませんね。

猫を飼い始めたのは古代エジプトの頃からだと言われますが、あちらでは猫の女神がいるのに対し、日本では妖怪、物の怪として恐れられる存在となりました。
ただ現代の創作物では猫型モンスターというのは比較的ヒロイン枠で扱われたりと、その存在もまた変わりつつあるように思えます。
アメコミ世界でもそうですよね。
『バットマン』の世界ではキャットウーマンがヒロイン然としています。
あれも現代のネコマタと言えましょう。

それではまた!

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この記事を書いた人

漫画家になりたくて毎週のように出版社へ持ち込みをしてた人。
ケータイ用ミニゲームイラスト、アンソロジーコミック経験有。
執筆したファンタジー小説を投稿サイトにて公開中。

亜人世界をつくろう! ~三匹のカエルと姫神になった七人のオンナ~
小説家になろう/ノベルアッププラス

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