【怪猫アダンダラ】妖術を操るネコは百合の暗喩【モンスターレビュー第65回】

今回ご紹介するのは猫と人間の女が交わることで生まれる化け猫の類いです。

ネコ型モンスターは世界各地で散見されますが、そのほとんどが女の子モンスターのようです。

今回も皆さんの創作の参考に、読書やゲームを楽しむ味付けにご活用ください。

目次

そもそもアダンダラとはなんぞや?

アダンダラとは、人間に対し不吉をもたらす、妖術を駆使する怪描のことです。

アフリカ中部、スーダンからコンゴにかけて、この地に生きるアザンデ族に伝わる謎の猫の妖怪です。

見た目的には明るい体色をしており、眼はキラキラと輝いています。
密林に生息しており、夜になると甲高い鳴き声を発します。

このアダンダラという怪猫、実は人間の女が猫と交わることで生まれるとされています。
犬とならよく聞きますが、猫ともあるんですね。(何が?)

こうして生まれた猫は妖術を使うと恐れられています。

ちなみにスーダンの北にはエジプトがあります。
古代エジプトにも猫の頭部を持つ女神バステトというのがいました。
この地域で猫というのは特別な存在であった事がうかがえますね。

さて、世界中で猫のモチーフとなった怪物や妖怪は散見されますが、多くが女性型をしています。
日本の猫又などがイメージされますよね。

猫といえば女性。
そのイメージを引きずるのか、王以外男子禁制の後宮内にて、女性同士が交わる様を「アダンダラ」と形容するそうです。

あの二人アダンダラしてたって」とか、
あの女、アダンダラよ」とか言ってたんでしょうね。

そういえば、我が国でも女性同士、百合の関係をネコとタチ、と表現しますよね。

最後にこのアダンダラですが、もっとも恐ろしい能力が隠されています。

男がこの怪描の姿をもし見たら、見ただけで命を落としてしまうことになるのです!

なんとも恐ろしい初見殺しのチートスキルですが、おそらく女たちの秘密を覗き見するんじゃないよ!
という戒めみたいなものが妖術として広まったのでしょう。

まとめ

  • アダンダラはアフリカ地方の怪猫
  • 恐ろしい妖術を使い、男は見ただけで逝く
  • 女が猫と交わると生まれる
  • 女同士の交わりをアダンダラと揶揄していた

いかがだったでしょうか。

一風変わった化け猫モンスターを今回は取り上げてみました。
物語などでは使えそうな設定ですが、ゲームのエンカウントモンスターとしては少々扱いずらいかもしれませんね。

それに生息地がアフリカということで、あまりこの地を舞台に創作なさる方もお見受けしませんしね。
ただアダンダラ自体は何かと面白くアレンジできそうだと思いました。

みなさんはどう感じましたか?

それではまた!

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この記事を書いた人

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