実在する! 尻尾にも頭? 双頭の蛇アンフィスバエナ【モンスターレビュー第8回】

 

こんなヘビ、実在するの?

実在します!

アンフィスバエナ。
頭の反対、尻尾の方にも頭があるヘビ。
尾にある頭を加えて車輪の如く移動する怪物。
暗闇も見通す目と、猛毒を持つ危険なヘビ。
このヘビの皮膚は乾燥させるとリウマチにたいそう効くそうな。
この怪物は、実在する?
そんな噂を聞きつけたので気になってちょっと調べてみました。

 

というわけで、モンスターレビュー第回目はアンフィスバエナ
目次

どんなモンスター?


あまり馴染みのないモンスターかもしれませんね。
だけど知っていると何となく口に出して言いたくなる語呂の良さ
実はヘビって男性よりも女性の方が好きって人、多くないですか?
データはありませんけど。

最近でもペットの蛇が逃げ出して近隣に迷惑をかけたなんて事件もありましたが、古今東西ヘビと言うのはたくさんの逸話や伝承が残されるぐらい不思議な生物。
そしてヘビ型のモンスターもまた枚挙に暇がない!
しかも女性の方がヘビ好きなら創作に使えばあなたもきっとモテモテに!

こんな便利なモンスター使わない手はないでしょう?

話をアンフィスバエナに戻しましょう。
実際にこのモンスターに遭遇したらどうすればいいのか?

弱点? 対処法?

この記事を読んであなたも明日から立派なヘビ使いになりましょう。

創作のネタとしても、新たな物語を生み出すきっかけにもなるかもしれないですね。
今日も一緒に勉強していきましょう

是非最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

そもそもアンフィスバエナとはなんぞや?


令和のわが国で一般的に知られるアンフィスバエナとは、

・頭と尾に頭がある
・あまり登場する媒体がない

だけじゃないですか?

そうなんです。
アンフィスバエナ、と言われてもほとんどの人がピンとこないんです。
というか双剣だったりギアだったり、要は武器や乗り物の名前だけに使われることが多いんです。
能力よりも見た目にインパクトのあるモンスターなのでしょうね。

名前の意味はギリシャ語で「両側に進む」。
まさに名は体を表すですね。

生まれは怪物メデューサの血から

・ギリシャ神話の怪物メデューサの血から生まれた
・エチオピアの怪物
・ローマの学者大プリニウスの『博物誌』で紹介

出ました『博物誌』。
マンティコアの記事でもこの『博物誌』がありましたね。

プリニウスの『博物誌』には他にも多くのモンスターが書かれています。
今後もたびたび出てくることでしょう。

メデューサは毛髪が生きた蛇で、顔を見た者は石になる怪物として有名です。
このメデューサの血からアンフィスバエナは生まれたとされています。
メデューサを退治した英雄ペルセウスは、ペガサスに乗って帰宅途中に海の怪物への生贄に捧げられた王女アンドロメダを救います。
有名なお話ですよね。
このアンドロメダはエチオピアの王女なのです。
なのでこの一連の物語はエチオピアが舞台なんですね。
もちろんアンフィスバエナもエチオピアで生まれたというわけです。

ギリシャ神話全体についてはこちらの記事からどうぞ!
【ザ・神話オブ神話】5分でわかるギリシャ神話の世界【サーガレビュー第1回】

紋章のモチーフになる

アンフィスバエナは紋章によく使われるそうです。
その際デザインが変化していきます。

・翼が生える
・二本足が生える
・ドラゴンになる

ドラゴンはトカゲと言うよりもヘビの化身に近い発想なんですかね。

アンフィスバエナは実在する?


さて実際のところアンフィスバエナとはなんなのでしょうか?
実は西アフリカのベナン共和国などでは双頭の蛇の腕輪は幸運を呼ぶとして人気があるそうです。

実はアンフィスバエナを基にした学名を持つ生物がいます。
その名も「ミミズトカゲ」です。

地中生活に適応した「トカゲ」です。
そのため目や鼓膜、四肢などは退化し、見た目はもうまんまでかい「ミミズ」なんです。
環節状の体節を蠕動させて移動するため、ヘビとは違い前進も後進もできます。
尾の形も頭部に似ているのでまさにアンフィスバエナなんです。

画像は苦手な方もおられると思うので掲載しません。
興味のある方はご自身で検索してみてください。

アンフィスバエナが出てくる作品


純粋にモンスターとして登場する作品はなかなか見受けられません。
あっても双頭のドラゴンに近い形だったりします。

こちらに関しては引き続き調査を行いたいと思います。
新たな発見がありましたら随時更新させていただきますね。

こんな作品にも出ていたよ、という情報いただければうれしいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

エチオピアはアフリカの東、ベナンは西です。
アフリカ大陸を東西にわたって語られるアンフィスバエナ。
まさに「両側に進める」モンスターではないでしょうか。

ちなみにこのベナン共和国はあのブードゥー教の祖国だそうです。
カリブ海のハイチのイメージが強いですが、発祥は西アフリカなのですね。

ひとつの事を調べ始めると次々と知識が身についていく。
勉強って楽しいと思いませんか?

そしてあなたの手で新たなアンフィスバエナを創造してみてはいかがでしょうか?

そのときは是非教えてくださいね。

それではまた!

 

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この記事を書いた人

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