神話に由来なし! 超有名リザードマンは近代生まれ【モンスターレビュー第10回】

モンスターレビュー

リザードマン。
トカゲ型モンスターでヒトのように武器を扱う戦士。
性格は中立的だが怒らせるとそこらのモンスターより断然強い!
多くは左利きという設定だが明確な理由は諸説あり!
なんと言っても神話に出てこない新しいモンスターなので、好きに設定作れちゃいます。

モンスターレビュー第10回目はリザードマン!

神話よりもSFよりなトカゲの亜人リザードマン。
ちょっぴり調べてみました。
今回も皆さまの創作の糧となるかと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

そもそもリザードマンとはなんぞや?


令和のわが国で一般的に知られるリザードマンとは、

・トカゲの亜人で頻繁に見かける
・味方キャラとして出てくることも多い
・魔法より戦士が多い

実はリザードマンは前述の通り、特定の神話や民話が由来ではないのです。
なんとなく共通認識が出来上がり、主にゲームブックやRPGで広まったモンスターなのです。
名前も「リザードマン(トカゲ人間)」とそのまんま。
異説も亜流もありゃしない。
どちらかと言えばイエティやビッグフットといったUMAに近い出自なのです。

実際2008年のサウスカロライナ州でリザードマンに破壊された自動車という噂もあるほど。
車体に三本指の爪痕や血痕が残されていたというのです。

じゃあ全くなんにも原典がないの?


しかしながらいくつかネタはあります。
その中でも1番はアメリカの作家エイブラハム・メリットの著書『黄金郷の蛇母神』。
南米の奥地にあるという古代王国が舞台の魔境ものだそうです。
この作品にトカゲ人間が出てくるそうですが、他にもいろいろ蛙人間蜘蛛人間なども出てくるそうです。
日本では1971年にハヤカワ文庫から刊行されたようです。
是非読んでみたいと思います。

 



 

なぜか左利き設定が取りざたされる

いくつかの書籍でリザードマンについて調べてみたのですが、複数の本でリザードマンは左利きであるという謎設定が取り上げられていました。
なんで?
という問いに対しては各々の仮説に終始しているようですが、ご紹介すると

・右利きの多い人間と区別するため、なんとなく
・人間は心臓が左にあるので盾を左手に持つが、リザードマンは右にある為逆になる、とか
・優秀な戦士だから両利きなんだ、とか
・相手がサウスポーだとやりづらいじゃない。とか

設定は自由なので納得させれば作者の勝ちですよ

『ゼルダの伝説』のリンクが左利きなのはデザイナーの宮本茂氏が左利きだから。
なんてのもまことしやかに語られるぐらいですしね。

リザードマンが出てくる作品

枚挙に暇がない!

『ウィザードリィVI』

ウィズシリーズの6作目以降、パーティメンバーに選べる種族としてリザードマンがいます。
体力と打撃力に優れた戦士タイプですね。
でもドラコンを使う人の方が多いんじゃないかな?

『ダンジョンマスター』

あずMはゲーム未プレイなのですが、電撃文庫から刊行されていた小説版を読みました。
なんとこの小説版、主人公がリザードマンの戦士なんですよ。
文庫一冊分なので興味のある方は探してみてください。
作者は幸田佳子先生です。

『DRAGONQUEST ダイの大冒険』

ぐわああああっ
百獣魔団長クロコダインはリザードマンですよ。
ドラクエでリザードマンってあまり印象がないのですが、それゆえに白羽の矢が立ったのでしょうか。
下手したら日本で最も愛されるリザードマンかもしれませんね。

『ソードワールドTRPGリプレイ第2部 魔境の支配者』

ソードワールドのリプレイでGMは山本弘先生です。
ヒロインでNPCのシアはリザードマンに育てられたという設定になってます。
編集者からリザードマンの生態について原稿を請われ、あとがきで嘆く部分があります。
設定がないリザードマンだからこそのエピソードだったのかと今更に知った次第です。
その他の登場例(主に雑魚敵としてエンカウント)

『ファイナルファンタジーIII』<浮遊大陸中央地域>剣と盾を持った青い体

他に登場作品が多数あります。
随時こちらも更新したいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

超有名モンスターなのに、これといったイメージがついていない、いくらでも料理しがいのあるモンスターではないでしょうか?

モンスターは年々新たに生み出されているのがよくわかりますよね。

あなたの手でも、新たなリザードマンを創造してみてはいかがでしょうか?

そのときは是非教えてくださいね。

それではまた!

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トカゲ族に滅ぼされた三匹のカエル族
日本から転移した7人の少女による冒険戦記。

三匹のカエルと七人の闇堕ち姫

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