人気者だけど使いずらい? 陽気な小人族ホビット【モンスターレビュー第4回】

モンスターレビュー
小さい体に太ったお腹。
そのくせすばしっこくて手癖も悪い。
だけど陽気で憎めない奴。そんな彼らにいつも困る。

そういう友人ってよくいますよね。
ボクも友達がいた頃は、よくそんな場面に遭遇しました。

モンスターレビュー第4回目は【陽気な小人】ホビットです

身長1メートル前後、小太りで陽気でタバコ好き。
頼むから副流煙は勘弁してよ!
このモンスターに遭遇したらどうすればいいのか?

弱点? 対処法?

この記事を読むと、明日からあなたもネガティブな考え方をきれいさっぱり忘れられます。

または創作のネタとして、新たな物語を生み出すきっかけにもなるかもしれないですね。
是非最後までお付き合いいただければ嬉しいです。



そもそもホビットとはなんぞや?


令和のわが国で一般的に知られるホビットとは、

・身長80~120センチ程度
・足裏が毛深く靴を履かない
・版権的に使いづらく代替キャラが使われる
・しかしどの作品でも扱いがいい

といったところでしょうか。

ファンタジー作品において「トラブルメーカー」だったり「にぎやかし」だったりと、一歩間違うと読者に「こいつウザイ」と思われそうな立ち位置が多い。
しかしながら初出が現在のファンタ―ジャンルの始祖ともいえる、イギリスの作家J・R・R・トールキンの『指輪物語』にて主役級に据えられていることから、愛すべき種族というポジションを獲得している。

ではまずはこの小人のルーツをたどってみましょう。

ホビットはトールキンの創作キャラクター

・名称の由来は諸説あり。
・日本刊行の訳者によると「穴を造るもの」という意味の”holbytlan”らしい。
・ゲーム『ウィザードリィ』でキャラ作成に選択できることで更に広く認知された。

上述の通り、ホビットはトールキンが自作品のために生み出したキャラクターで、『指輪物語』以前に刊行された、そのものズバリ『ホビットの冒険』がイメージの源泉である。
力も知力も劣るホビットだが、足の裏が毛深く小柄なため、忍び込むことに長けており、ここから転じて盗賊向きという特性が強調されたようです。
突出した特徴としてはパイプ草(たばこ)好きで、食事は1日に5回。酒と踊りと歌が好きな陽キャです。

創作の世界ではどんな扱いか

戦闘力が高くないことはすでにお伝えした通りなのですが、それゆえに敵からは侮られる場面を多く見られます。
そんなホビットが活躍する、それがファンタジーの始祖で描かれた、それこそがファンタジーが一躍秀でたジャンルへと上り詰めた要因ではないでしょうか。
魔法やたくさんの種族がいる世界だからこそ、誰にでも活躍の場が与えられる。
そんな夢に満ちた世界を体現してくれたのがホビットだといえます。

しかしながら、ホビットは近代に商業用として生み出されたキャラクターであったため、神話や民話に出てくるモンスターのようには扱えないようでした。
要は版権問題です。

ゲーム『ウィザードリィ』や『ドラゴンクエスト3』では普通にホビットは登場しますが、あのTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』でさえハーフリングという特徴は維持しつつも名称を変えたキャラクターに置き換えています。
他にも『ソードワールド』ではグラスランナー、マンガ『BASTARD!! 暗黒の破壊神』ではホビビットなど、類似キャラに置き換えはよく見られます。

そうしてでも使いたくなる魅力的なキャラクターという事なんですね。

ホビットが登場する作品

『指輪物語』
小説もいいですが映画になった『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を観るのもイメージを掴むのに適しています。
この作品がオリジナルである以上、他はすべてアレンジがされているとみるべきです。
『ウィザードリィ』
自キャラ作成で選べる種族のひとつ。
素早さと運が高く盗賊向き。
ホビットの平均寿命は100年で、30歳程度で成人、50歳で中年らしいがウィズではすべて14~18歳でスタートするのでその辺はなあなあで。
『ドラゴンクエスト3』
ドラクエでは普通にホビットとして登場します。
しかも3では重要なNPC(ノンプレイキャラ)として活躍します。
『ウィロー』
悪の女王から赤子を守る主人公ウィローとその種族はあきらかなホビットです。
手品を駆使して敵をだまくらかす主人公は健気で応援したくなる小さな英雄でした。
その他の登場例(主に雑魚敵としてエンカウント)
『ドラゴンクエスト6 幻の大地』
レイドックの城下町にある井戸の底で指輪を守る、その名もダークホビットが登場!

他、多くの作品で盗賊向きな扱いを受けています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
それほど長い歴史を持つキャラクターとは言えませんが、活躍頻度はかなり高い部類であります。
タバコ好きという設定は近年では扱いずらくもありますが、他にも使える設定は山盛りなので、ぜひご活用いただければと思います。

あなたのファンタジーな創作にひとつ、登場させてみてはいかがでしょう?
そのときは是非教えてくださいね。

それではまた!

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