ロック鳥とは
ロック鳥は、主に中東やペルシャ、アラブ世界の伝承に登場する「巨大な鳥」の怪物です。
英語では「Roc」や「Rukh」と表記されることから、ゲームなどではロック鳥の他にルフという名の鳥型モンスターも稀に見かけられます。
巨大さが最大の特徴で、伝説によっては――
- 象をつかんで空へ運ぶ
- クジラや大蛇を襲う
- 翼を広げると太陽を覆うほど大きい
……など、桁外れの怪物として語られます。
特に有名なのは 千夜一夜物語 の「シンドバッドの冒険」です。
航海者シンドバッドが、島だと思っていた場所で巨大な卵を発見し、その親鳥としてロック鳥が現れる場面があります。
シンドバッドはロック鳥に掴まり無事に島を脱出することになるお話です。
別にロック鳥を退治するお話ではないんですよね。
見た目のイメージとしては、巨大なワシやタカに近く描かれることが多いです。
また、ロック鳥は後世のファンタジー作品にも強い影響を与えていて、ゲームや小説では「超大型の飛行モンスター」としてよく登場します。たとえば、
- 巨大な猛禽型モンスター
- 山脈に巣を作る天空の王者
- 伝説級の魔獣
といった扱いになることが多いです。
『アラビアンナイト 砂漠の精霊王』(SFC/タカラ)ではロック鳥は飛行用の乗用モンスターでした。


『ファイナルファンタジーIII』(FC/スクウェア)では序盤に遭遇するバハムートのイベントがロック鳥のお話に似ていて、そのためか漫画版ではこのイベントはバハムートではなく鳥の群れに関するエピソードに改変されていました。
意外と認知度が高そうなモンスターなのですが、あまりコレといった活用法が見出せていない様子。
というのも鳥型モンスターというのは世界中に多く見られるもので、それでいてわりと似ているエピソードばかりという問題点もあるのですよね。
それではまた!




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