古代イスラエルの三代目国王、魔導王ソロモン。
実在した賢王である彼は72柱の悪魔を使役するデビルサマナーであった事はあまりにも有名。
今回はそんな「ソロモン72柱の悪魔」から、序列第8位、闇狩人バルバトスをご紹介。
ソロモン72柱の悪魔についてはこちらの記事も合わせてどうぞ
それでは今回も皆さんの創作の参考に、読書やゲームを楽しむ味付けにご活用ください。
そもそもバルバトスとはなんぞや?
バルバトスとはソロモン72柱の悪魔のひとりで、30の地獄の軍団を率いる地獄の伯爵です。
- 猟銃、もしくは弓矢を持った狩人の姿をしている。
- 緑色の服と帽子に灰色のマント姿。
- 一見人間のようで頭部は鷲だったりもする。
- もちろん人間の顔で現れることもある。
「絶望」「残酷」「無慈悲」「悪意」「困難」「損失」
このようなおよそ悪魔らしい最悪な属性を幾つも司っている。
ひとたび戦闘が始まれば、一軍の先頭に立って敵陣へと突撃する、切り込み隊長の役目もこなす。
イメージ通り、ニヒルに笑いながら敵を撃ち殺す様がとても似合う悪魔である。
バルバトスがしてくれる事
悪魔を召喚するのは願いを叶えてもらうためです。
ではバルバトスは何ができて何をしてくれるのでしょう?
多彩な言語を操る
人間の言葉だけでなく、動物の言葉も理解でき通訳をしてくれます。
そして自然に宿る精霊の言葉も解すため、召喚者に自然科学を教えてくれることもあります。
また、過去と未来を自然から聞き取ることができ、周囲に隠された財宝があればそれを見つけることも可能です。
ゲームとかで探索パートがあれば役立ちそうですね。
弁がたつ
言葉の理解度が高いことから転じて非常に弁が立ちます。
また言葉の壁もないので、敵軍との交渉や、いさかいを起こした者同士の仲裁役も買って出てくれます。
意外な一面ですよね。
もちろん狩人として戦闘でも威力を発揮してくれます。
パーティーに空きがあれば一緒に冒険に出てもいいかもしれませんね。
まとめ
- バルバトスはソロモン72柱の悪魔のひとりである
- 猟銃を持った狩人として敵陣に真っ先に切り込むのである
- 人間、動物、精霊の言葉を操り通訳もしてくれる
- 弁が立ち、仲裁もしてくれる弁護士のような悪魔である
いかがだったでしょうか。
バルバトスは一説によれば堕天使で、天界にいた頃は第5の位階、力天使(ヴァーチューズ)もしくは第4の位階、主天使(ドミニオン)であったとされます。
ソロモンの悪魔も堕天使や周辺の神々が悪魔に落とされた者が多数在籍しています。
今後もいろいろ詳細を紹介できればと思いますので、よろしくお願いします。
それではまた!
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