ローパー(Roper)は、主にファンタジーRPGで登場する洞窟に潜む擬態型モンスターです。
おそらくオリジナルはRPGの元祖『Dungeons & Dragons』に登場する怪物で、主にダンジョンに生息するモンスターの一種です。
彼らは基本的に邪悪な存在で、冒険者を捕食せんと待ち構えます。
基本的な姿
ローパーは一見すると……
- 巨大な岩柱
- 鍾乳石(石筍)
- 洞窟の岩壁の一部
に見える怪物です。獲物が近づくまで完全に動かず、冒険者を油断させます。
正体を現すと、
- 岩のような硬い胴体
- 大きな口(牙のある裂け目)
- 複数の長い触手(縄・ロープのような触腕)
を持つ異形の姿になります。
名前の「Roper」も「ロープを扱う者」という意味から来ており、ロープのような触手を使うことが特徴です。
身長はおよそ3メートル前後、基部の直径は1メートル前後、上に行くほど先細り、天辺では30センチほど。
胴体部分に大きな口があり、結晶質の歯がずらりと並びます。
戦い方
ローパーの恐ろしさは、単純な力よりも待ち伏せ能力です。
① 擬態 岩に化けて冒険者を近づける。
② 触手で捕まえる 遠距離から触手を伸ばし、相手を拘束します。
③ 引き寄せる 捕まえた獲物を自分の口元まで引き寄せ、噛みついて攻撃します。
つまり戦術としては、
「岩だと思って近づいた冒険者を、突然捕まえて食べる洞窟の怪物」
というタイプです。
同時に触手には絡めとった相手の力を吸い取る効果があり、独力での脱出は困難です。
ただし弱点として火を恐れます。
モンスター分類としての特徴
ローパーは、
- スライム系
- 植物系
- 岩石生命体
- 地底生物
の中間のようなデザインを持っています。
例えばスライム系ローパーとして最も有名なのはエニックス(当時)の『ドラゴンクエスト』シリーズでおなじみ、ホイミスライムが例として挙げられます。
植物系ですと特に特撮作品で動き回るツタといった具合の演出をよく見かけましたね。
これも一種のローパーでしょうか。

日本のゲームでの登場例
日本では1980年代のコンピュータゲームにも登場しており、古くから知られるファンタジーモンスターです。
有名どころで真っ先に挙げるとすればナムコの『ドルアーガの塔』でしょうか。
むかし筆者の友人がローパーを差して「カイ(ヒロイン)のエロ同人用モンスターと称したのは忘れられない思い出です。
このような発想は日本独自によるのか、かなり早い段階でわが国では「触手モノ」というジャンルが流行りました。
昔のファンタジー系ヒロインはすべからくこのジャンルの餌食になったモノと思われます。
ファンタジーの知識があれば、より楽しい!
それではまた。


